「猫も杓子も入ってきた」
降りどきの合図は、1つしかありませんでした。同業が、こぞって入ってきたときです。
最初は数通のメールで数百本売れていたものが、半年でライバルだらけになる。そのとき、次に扱うものを決めていました。みんなが来た時には、もういない。これを3回くり返しています。
大事なのは、降りたあとです。残った人たちは、値段を下げ合って、広告費を上げ合って、最後は誰も儲からない場所になりました。猫も杓子も入ってきた市場は、そういう終わり方をします。例外を見たことがありません。
儲かっているときに降りるのは、怖いです
正直なところ、3回とも怖かったです。売上はまだ伸びていて、やめる理由が数字には出ていないので。
それでも降りた理由は1つで、数字は遅れて出るからです。ライバルが増えた月の売上は、まだ落ちません。落ちるのは半年後です。落ちてから動くと、次を探す時間が残っていません。
なので、見ていたのは売上ではなく、入ってくる人の数でした。増え方が変わったら、そこが合図です。
では、AI導入はいまどこか
ここからが本題です。私はいま、AI導入支援をやっています。当然「これも猫も杓子もではないのか」と自分に聞きました。
8月に、同業を調べました。月10万〜30万円台でAI顧問を名乗る会社を並べて、何をやっているかを見ました。全社、検索記事だけでした。動画を出している会社も、LINEで見込み客を温めている会社も、面談なしで実物を先に出している会社も、見当たりませんでした。
猫も杓子も、には、まだ遠いです。入ってきている人の数は増えていますが、やっていることが薄い。これは、降りる段階ではなく、入る段階の景色です。
私の時間感覚で言うと、ここ2〜3年です。皆に浸透するには、少し時間がかかります。そして浸透したとき、AI導入支援の会社は、値段を下げ合う側に回ります。
御社にとって、どういう話か
AI導入支援を売っている側の話を、なぜ書いたか。御社の同業にも、同じ景色が来るからです。
いま、御社の業界でAIを使っている会社は、たぶん少ないです。少ないうちに入れた会社は、見積が当日に出て、問い合わせに1時間で返って、求人票を毎週直せます。同業が同じことを始めたとき、その差は消えます。差がつくのは、少ないうちだけです。
猫も杓子もが来てから始めると、追いつく側になります。追いつく側は、値段で追いつくしかありません。これは、私が3回見てきた終わり方と同じです。
今回も、早い会社が勝ちます。時流は、実力を無視します。
御社のサイトを拝見して、いま消せる作業を5つ書き出します。1つ目は、今日お送りします。メール1通です。(AIは、営業日を知りません)
費用はかかりません。ご用意いただくものもありません。読んで違うと思われたら、そのままで結構です。私が1人で全部やるので、月5社までとさせていただいています。
御社の消せる作業を、書き出してもらうそれでは、ご連絡をおまちしております。
追伸
降りどきの話を書いておいて、自分はいつ降りるのかと聞かれそうなので、先に答えます。同業がこぞって「面談なし・実物を先に」をやり始めたときです。いまのところ、その気配はありません。
追伸2
「うちの業界はまだ誰もAIを使っていない」という方へ。それは遅れている合図ではなく、入る合図です。誰もいない間に入れたものだけが、差になります。
よくある3つ
Q. AI導入は、まだ様子を見たほうがいいですか。
A. 様子を見ている間に、同業が入れます。数字は遅れて出るので、売上に影響が出てから動くと追いつく側になります。書き手が8月に同業のAI顧問を調べた範囲では、やっていることはまだ薄く、いまは入る段階です。
Q. AI導入支援の会社は、増えていますか。
A. 増えています。ただ月10万〜30万円台でAI顧問を名乗る会社を並べて見た限り、全社が検索記事だけで、動画・LINE・面談なしで実物を先に出す形はありませんでした。猫も杓子も、にはまだ遠い状態です。
Q. 早く入れた会社は、何が違いますか。
A. 見積が当日に出る、問い合わせに1時間で返る、求人票を毎週直せる。同業がまだやっていない間は、これがそのまま差になります。同業が同じことを始めると差は消えるので、差がつくのは少ないうちだけです。
実物の記録
この記事と同じで、うちで実際に起きたことだけを書いた記事です。
社員ゼロの会社で、AIがやっている仕事の目録
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