代表・渡部純一の記事

20歳の先生が、
連絡アプリを自分で作っていました。

うちの話ではありません。子どもの家庭教師の先生の話です。その先生は20歳前後の学生で、保護者との連絡アプリを、AIで自分で作っていました。

AI導入支援の会社が書く記事としては、自分の実績を書いたほうがいいのだと思います。ただ、この話のほうが伝わるので、こちらを書きます。

2026.09.09|株式会社サマーウインド 渡部純一

頼む側と作る側が、
入れ替わっています。

前はSlackでした

子どもの家庭教師は、オンラインの個別指導です。保護者との連絡は、以前はSlackでした。よくある形です。

それが今年の春から、先生が自分で作った連絡帳に変わりました。チャットがあって、連絡帳があって、通知がメールで飛んできて、スマホで開けます。画面の下に、更新の回数が出ています。185回でした。185回、直しているということです。

先生に聞いたら「AIで自分で作りました」とのことでした。専門のエンジニアではありません。学生です。

不具合を伝えたら、1時間後に直っていました

ここからが、私が驚いたところです。

生年月日を入れる欄が、ある年までしか選べませんでした。うちの子の年が、選択肢にありません。朝、メールでそれを伝えました。約1時間後に「改善しました」と返ってきました。

外注していたら、どうなっていたか。見積を取って、発注して、数週間です。しかも「仕様変更」として別料金になることも多い。それが1時間です。

私は自分の会社のホームページをAIで半日で作り直したことがあって、それを記事にも書いています。ただ、うちは25年ネットで商売をしてきた側です。この先生は、20歳です。うちだけの話ではない、という証拠が、ここにあります。

外注なら、いくらの物か

会員の管理、チャット、連絡帳、通知メール、スマホ対応。この組み合わせを制作会社に頼むと、初期150万〜300万円、保守が月数万円というのが、いま私が見ている範囲の相場です。ざっと200万円級の物です。

それを学生が1人で作り、185回直し、不具合を1時間で潰しています。安く作れる、という話ではありません。直しが速いことのほうが、実際の運用では効きます。使いながら直せる物は、使われ続けます。

御社にとって、どういう話か

この話を、御社に当てはめます。

御社の見積書、問い合わせの返事、シフト表、名簿。これらを「業者に頼むもの」と考えている間は、見積を取るところで止まります。いまは、頼むより先に、動くものが出てくる時代です。20歳の学生が、それをやっています。

御社が自分で作る必要はありません。ただ、頼み先の選び方は変わります。「作れますか」ではなく「明日直せますか」で選ぶ時代です。1時間で直る相手と、数週間かかる相手は、同じ値段でも別の物です。

うちがやっているのは、その「明日直せる」側です。私自身が、自分の会社で毎日それをやっているので。

御社のサイトを拝見して、いま消せる作業を5つ書き出します。1つ目は、今日お送りします。メール1通です。(AIは、営業日を知りません)

費用はかかりません。ご用意いただくものもありません。読んで違うと思われたら、そのままで結構です。私が1人で全部やるので、月5社までとさせていただいています。

御社の消せる作業を、書き出してもらう

それでは、ご連絡をおまちしております。

追伸

先生の名前も、サービスの名前も書きません。了解を取っていないので。書いてよいのは、20歳前後の学生が1人でこれをやっている、という事実だけです。それで十分だと思います。

追伸2

「うちの業界はまだ紙とExcelです」という方へ。それは遅れている合図ではなく、御社の同業もまだやっていない合図です。20歳が1時間で直す時代に、御社の同業が数週間かかる相手に頼んでいる間が、差になります。

よくある3つ

Q. AIで、業務アプリを自分で作れるのですか。
A. 作れます。書き手の子どもの家庭教師(20歳前後の学生)が、保護者との連絡アプリをAIで自作していました。チャット・連絡帳・通知メール・スマホ対応があり、更新回数は185回。不具合を伝えると約1時間後に直っていました。

Q. 外注と比べて、何が違いますか。
A. 値段より、直しの速さです。同じものを制作会社に頼むと初期150万〜300万円・保守月数万円が相場で、修正は見積→発注→数週間になります。自分で作った物は1時間で直ります。使いながら直せる物のほうが、使われ続けます。

Q. 自社で作れる人がいません。
A. 自社で作る必要はありません。頼み先を「作れるか」でなく「明日直せるか」で選ぶだけで変わります。1時間で直る相手と数週間かかる相手は、同じ値段でも別の物です。

実物の記録

この記事と同じで、うちで実際に起きたことだけを書いた記事です。

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書いた人

渡部純一(株式会社サマーウインド 代表取締役)。ネットで売って20年、累計売上80億円。著書3冊、うち2冊が続けてAmazon総合1位。現在は社員ゼロ・AIだけで自社を経営しながら、中小企業向けのAI顧問「AI経営参謀」を月5社まで。